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Kanako Takayama

詳しいプロフィールはウェブサイトにあります。 1996年から2000年まで、GANZ PRIVAT という日記をつけていましたが、トラブル発生により停止。 この度、職員組合の委員になったので、組合の活動と共に、研究者・教員としての活動も期間限定でお知らせすることにしました。 ブログ初心者です! 本ブログは、京都大学職員組合のウェブサイトとは関係なく、委員長が個人で開設しているものです。 公式サイトはこちらです。 ※ 2013年7月からは「副」委員長になりました。

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2015年1月

2015年1月30日 (金)

賃金訴訟、国大は財源なし棄却、JAL(大阪)は勝訴

★ 京大賃金訴訟最終弁論は3/2(月)15時@京都地裁101法廷になりました。

1/22に予定されていた期日が、新幹線遅延で裁判長が到着できなかったため中止になり、結審が延びてしまいました。
駆けつけてくださいました方々には、大変申し訳ありませんでした。

少し準備時間ができましたので、西牟田委員長と共に、
パワー3倍増で結審に臨みます。

★ 1/28の福岡教育大賃金訴訟の判決は、請求棄却でした。

1/21の高専機構事件と同じく、ここでも、財源不足が棄却の主たる理由とされています。
福教大では、収入に占める、国からの運営費交付金への依存率が約60.5%でした。

one しかし、この判決では、被告大学側が立証を行っていない事実が根拠とされています。
福岡地裁第5民事部の裁判官はこちら

いったん物件費を抑制して低い金額を算出すれば、その事実が次年度以降の運営費交付金の額を抑える方向に作用し、特例期間終了後の財務状態の長期的悪化を招くことが 想 定 さ れ る から、物件費の削減を回避するという経営判断は、十分に合理的であるといえる。」「したがって、人件費の支払に宛てられるべき運営費交付金が一時的に大幅に減額される 可 能 性 が あ っ た という当時の状況を前提とすれば、財務上の健全性を保つため、人件費を一時的に減額することについての高度の必要性があったというべきである。」(25-26頁)

「国から支給される運営費交付金を主たる財源として事業の運営を行っている被告が、国の要請に従わず、役職員給与の減額をしないという選択肢を採用すれば、国や一般国民からの非難を受け、今後の被告の事業活動に悪影響を及ぼす 可 能 性 が あ っ た ことも否定できない。」「したがって、本件就業規則変更当時に被告が置かれていた状況に鑑みても、本件就業規則変更による人件費の減額について、相応の必要性があったというべきである。」(26頁)

国もびっくり shock の驚くべき事実認定です。
ちなみに国自身は、新潟大訴訟でそのような事実は一切ないと主張。
1/21の高専機構判決でも、要請は要請にすぎなかったことが明確に認定されています。

私は青山善充先生の民事訴訟第1部で、このような場合の挙証責任は被告にあると習いました。

two 原告の先生方はおひとり百数十万円sign01もの賃下げを受けているのに、判決では、

「原告らが本件就業規則変更による給与減額の影響を受けたのは、実質的には1年7か月のみということになる。」
「そうすると、本件就業規則変更は、原告らの経済生活に対して、一時的に、一定のインパクトを与えるものであったとはいえるものの、その主たる影響は、あくまで一時的なものであって、決して過大視することはできないというべきである。」(判決29-30頁)

裁判官にとっては「はした金」かもしれませんが、社会一般の感覚からはかけ離れていると思います。
一時的なら何をしてもよいのでしょうか?

three 先に決めたスケジュールに照らして時間がなければ、団体交渉も代償措置も実施しなくてよいらしい。

「被告が平成24年度の運営費交付金削減額を国から通知されたのは平成25年1月15日であり(前記1(4)エ)、被告にとってみれば、上記の団体交渉の期間中において、運営費交付金がどの程度減額されるのは分からない状況であったといえる。そうすると、確実な根拠を示して交渉を行うことは、そもそも困難であったというべきである。」
「また、被告が本件就業規則変更を実施した平成24年7月頃は、各国立大学法人が、国からの要請等を契機として、役職員給与の減額措置を続々と開始していた時期であるところ(前記1(4)オ)、被告は、同年4月分から同年6月分までの給与を据え置きすることが、一定の代償措置ないし不利益緩和措置になると考えていたのであるから(前記1(5)オ)、それ以上の代償措置をとる可能性について一から検討することよりも、早期の給与減額措置の開始を優先することとしても、その判断がおよそ不合理であるとはいえない。」
「したがって、被告は、本件組合に対し、本件就業規則変更に関して、自らの置かれた状況を前提に、可能な限りの説明を行い、本件組合の理解を得る努力をしていたということができ、被告の本件組合との交渉態度について、重大な問題があったと評価することはできない。
」(判決31-32頁)

★ なお、京大の訴訟では、
高専機構および福岡教育大の判決で請求棄却の理由とされていた点は、

● 運営費交付金への依存率=3割

● 財源の有無=「直接的にこの業務にタッチしてございません。」「この現実的な中身はわかりません。」(人事課長(当時)証人調書40-41頁)

● 国からの要請=「マスコミとかに風評を書かれて、世論から批判を受けるということも想定しています。」「マスコミだけではなく、マスコミイコール周りのすべての機関とか人から。」(人事課長(当時)証人調書24頁)

となっており、これ以上の立証はありません。

★ 高専機構・福岡教育大とも、控訴して高等裁判所でさらに争う予定です。


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JAL整理解雇に対する裁判は、1/28に大阪地裁が、原告への賃金支払いを被告に命じる原告勝訴判決を出しましたsign03

2/4「Talking about 風営法!!」に出演します

インターネットで視聴できる番組DOMMUNE(ドミューン)

http://www.dommune.com/about/

「Talking about 風営法!! 第6章」

日時: 2月4日(水)19:00~21:00
司会: 西川研一 氏(NOON裁判弁護団長)
出演: 大友良英 氏(音楽家)
         金光正年 氏(元NOON経営者/Let's DANCE署名推進委員会)

※ ほかにも、豪華ゲストが予定されていますsign01

インターネットにつなげれば視聴できます。
お見逃しなく。私は後半に出る予定ですhappy01

1/21の高裁無罪判決を振り返り、
法改正への展望を語ります。

▼▼▼お時間のある方はぜひこちらで予習を▼▼▼
「NOON風営法裁判 控訴審無罪と、今後の課題ついて」
DJ MIZUTAさんのブログです。

---heart01heart04 ARTISTS MEET JURISTS heart04heart01---

  これからは ジ ュ リ 女 の時代

※ 追記: 2月4日18:15~19:00放映の毎日放送「VOICE」でも、風営法特集を組んでいただけるようです。あわせてぜひよろしくお願いします。

※ 追記: 出演者が決まりました! <---くりっく
本当に豪華メンバーになりましたっっっっっっ
詳細はこちら

2015年1月22日 (木)

京大賃金訴訟の延期

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1月22日10時に予定されていた京大賃金訴訟最終弁論は、新幹線が止まって裁判長が来られなくなったため、延期になりました。

全国から約70名の方々が駆けつけてくださったのに、残念でした。
特に、東京の全大教や、阪大・神戸大・和歌山大・大阪教育大を始めとする近畿一円の組合の方々、また、お近くからでもお仕事を休んで来てくださった方々、試験直前にもかかわらず来てくださった学生の方々には、申し訳ありませんでした。

せっかくお集まりいただきましたので、京都弁護士会館にて報告集会を行い、たくさんのお励ましをいただきました。
ありがとうございましたsign03

これに伴いまして、判決言渡し日のお知らせもできなくなり、お詫び申し上げます。

延期後の期日ともども、決まり次第、お知らせします。

※ 追記: 結審は3/2(月)15時@京都地裁101法廷になりました。

なお、昨日東京地裁で、高専機構の賃金訴訟で請求棄却の判決が出されましたが、
・ 原告は控訴する見込みです。
・ 棄却の理由とされている、財源の不足は、京大の事案にはあてはまりません
 (京大訴訟では、被告側が、財源不足の主張を放棄しています)。

28日は福岡教育大裁判にうかがいますsign01 
よろしくお願いします scissors VICTORY !

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NOON風営法裁判では、大阪高裁が無罪の判決を出しました。

ペアダンスが行われないクラブはそもそも風営法の規制対象外

とする判決で、無罪がより明確にうち出されました。

NOON TRIAL SUPPORT のサイトをぜひご覧ください geminigeminigeminigeminigemini

1/24追記:
NOON高裁判決がアップロードされました!

2015年1月19日 (月)

1/22京大賃金訴訟が結審します

1/22(木)10時より、
京都地裁101法廷にて、

賃金訴訟の最終弁論

が開かれます。

傍聴のご案内はこちら

報告集会は、終了後に隣の弁護士会館で行います。
ぜひ多くの方の傍聴・報告集会へのご参加をお願いします。

※ 追記: 1/22弁論は裁判所の都合により中止となり、結審は3/2(月)15時@京都地裁101法廷に延期されました。1/22の報告集会は予定どおり開催させていただきました。傍聴・集会のためにおいでくださいました方々に御礼申し上げます。

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なお、私は1/28(水)16:30からの

福岡教育大学賃金訴訟判決言渡し

にうかがう予定ですsign03 よろしくお願いしますsign01

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もう1つ告知です。

1/21(水)14:00 大阪高裁201法廷

NOON風営法裁判判決言渡し + 報告集会@中之島公会堂

です。
私は夜の祝勝会に出席します。
では、現場でお会いしましょう boutique

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2015年1月 2日 (金)

賃金を取り戻して被災地に届けます

2015年 あけましておめでとうございます。

 臨時賃下げで奪い取られた賃金は、被災地に届いていません!
 仮設住宅での暮らしがあと数年は続くお年寄り、家族を亡くしたお子さんたち、第一次産業の方々を支援するボランティアの若者は、自分のお金を投じて被災地に通っています。
 私は裁判で賃金を取り戻し、東日本大震災学生ボランティアに寄付します(名称未設定プロジェクト)。
 多くの大学関係者のご賛同を呼びかけます。
 ご関心を持たれた方は、ぜひご連絡ください。

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